師、宣わく

常々思っている。「偽善だろうがなんだろうがいいことはした方がいい」と。みうらじゅん師は言い切ってくれる。

善行のほうの広告がね、もうひとつ行き届いてないんですよ。
四谷三丁目の角の看板借りて、
「善行すれば善行の報いあり」
と、どの宗教でもなく書いたら流行らないかな?


そのとおり。べつに善行を積んでなんの報いもなくたって本人にはどうでも良いこと。でも社会に対しては「善い行い」が一つなされたってこと。悪いことよりは善いことが起こっている方がいいに決まっている。心がこもっていようが偽りだろうが行動とか結果とかが良ければO.K.じゃないか。