夜中に

11時ごろになって突如母が私に指令。黒豆畑を囲っているイノシシ被害防止用の電気柵の通電チェックをしてきて欲しいとのこと。先週母が新たに張り巡らせて通電チェックもバッチリしてあるはずなのに何を今さら、と問い直してみると、どうやら高次脳に機能障害を持つ父がなにやら手を下してくれたらしい。有り難くも迷惑なことにわざわざ電線を余分に巻き付けてくれたらしく、その個所から漏電しちゃってるらしい。父に向かって「どうにかしてくれ」と詰め寄った母はまたしても父から恫喝されてしまったという。やむなく父が寝静まったころ合いを見計らって私の出番とあいなった。
懐中電灯を手にほ場に出向いてみると、念入りにまき直してある電線は地面に接触しているほか、絶縁部品だろうが導体部品だろうがお構いなしに巻き付けてある。さらに地面に突き刺してあるアース線は断線しており全く機能を果たしていない状態。幸い今夜はイノシシは出没していないようで助かった。
ありがた迷惑という言葉を日々体現してくれる父であるよ。