用水路補修

本日は経年劣化している用水路の補修作業。水利関係農家である我が家とお隣の老夫婦プラス水利無関係ではあるが農地水・環境保全向上対策事業担当役員であるお隣の認定農家さんの計5人が午前8時に現地集合。今朝の気温は氷点下数度。谷あいにある集合現地は午前9時近くまで太陽光が届かず、寒い寒い作業スタートとなった。
今回の作業は、特にU字溝の連結部に使われているモルタルが欠落した個所に、コンクリート補修材エポキシ樹脂パテ商品名「BOメジコン」を用いて漏水個所を目止めするというもの。水路の全長は我が家まで500m程度、そのうちU字溝でつないである部分は延べ250m程度、このうち特に漏水が激しい個所20m程度を5人でちょいちょいと補修していった。
このメジコン、主剤と硬化剤とを混ぜ合わせて粘土状にし亀裂や目地に塗り込むだけ。作業自体は結構簡単だし楽しい。久しぶりに粘土細工気分である。ただし塗り込める目地付近についた苔や砂利などはきちんと取り除き、欲を言えばワイヤブラシなどで美しくしてからの方がより今回集まった関係者5人のうち3人は(悪い意味で)適当な性格の持ち主、2人はご高齢によりなかなか的確な作業が困難、結果として仕上がりには目をつぶらざるを得ない。それでもひととおり気になる個所の補修は終了。来週中には一度通水する予定にして解散し一段落。
このメジコン、今日使った分だけで15000円程度はするらしい。作業前に聞いてりゃワイヤブラシできちんとしたんだけど、といってみても後の祭り。