ビニールハウスが

21日からの強風で、ハウスのビニールが剥がれてしまった。おかげで今年度の水稲育苗計画が大幅に狂ってしまった。我が家のハウスである程度まで管理し、我が家の都合が良い時期まで管理し、我が家の都合が良い日取りで田植えをする予定だったのだが、すっかり狂ってしまった。ハウスを再度張り直すには労力と時間が足りない。資材も入手困難らしいと聞いた。ヤムを得ない。
原因はまたしても高次脳に機能障害をお持ちの父である。ビニールを押さえている紐の押さえ部分を父がわざわざ軽いものに交換してしまったらしいのだ。
どうりで夕べ父はハウスの付近をうろうろしてたはずだ。どうも私と母に「ビニールハウスの押さえが甘いからもう一回見ておかないと強風にあおられてビニールが飛んでしまうぞ!」というようなニュアンスのアピールをしてたつもりらしいのだ。ビニールが飛んでしまった後で考えると、父の行動はそうであったようなのだ。懐中電灯を手に、真っ暗な中にカッパを着て出て行ってしまっていた。なんせ日本語がうまいこといえなくなっているので我らにはそんなことは伝わるはずもなかったのだが。
などと、ビニール飛んでしまって今さらだが「ああ、父はこれを伝えたかったのね」ということがわかったのでした。