6月の読書メーター


読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2670ページ
ナイス数:24ナイス

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話
ブンダン主義、仕事の水平垂直分業、自分の人生さえも分断しちゃってる。1から100まで自分でやれる自由と責任。食い詰める自由もある。
読了日:06月30日 著者:三島 邦弘
言語小説集言語小説集
読了日:06月19日 著者:井上 ひさし
ドキュメント口蹄疫―感染爆発・全頭殺処分から復興・新生へドキュメント口蹄疫―感染爆発・全頭殺処分から復興・新生へ
対岸の火事ではない。業種業態や地域の事情は違えど、この惨禍からも学び取ることは多い。感染爆発を地震津波、TPP問題、地元企業の倒産、あらゆるものを自分事として。
読了日:06月17日 著者:宮崎日日新聞社,宮崎日日新聞=
世渡り 万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本世渡り 万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本
井原西鶴の作品群から、世渡り、商売のエッセンスを紹介しようというもの。この本で取り上げられているエピソードそのものは現代のビジネス指南書となんら変わることはないが、現代語訳の工夫と脚注とで江戸風俗が垣間見えるのが楽しい。
読了日:06月07日 著者:田中 優子
「子猫殺し」を語る――生き物の生と死を幻想から現実へ「子猫殺し」を語る――生き物の生と死を幻想から現実へ
家畜(ペット含む)の生殺与奪については、それを飼うものがかならず直面する永遠の課題だ。食べるにせよ癒やされるにせよ乗るにせよ。人手にかけるか我が手で屠るか。現代社会は自らの手で屠る責任を放棄してしまってる。
読了日:06月03日 著者:坂東 眞砂子,佐藤 優,小林 照幸,東 琢磨
永遠の0 (ゼロ)永遠の0 (ゼロ)
たいていのモノゴトは記憶も記録もされずに時の流れに埋もれて忘れ去られるのが必然。特攻隊として散っていった祖父、その生きた証はほとんど埋もれかかっていた。しかし本当に必要なものやことは書かれなくても語り継がれる。語られなくてもその精神は思考回路や行動パターンに乗って末代まで続いていく。埋めようとしても忘れようとしても立ち現れてくるものなのだろう。良い話しを聞き良い話しをしできれば良い行いをしよう。なんておもっちゃった良い物語。
読了日:06月03日 著者:百田 尚樹
太陽は動かない太陽は動かない
疾走感が素晴らしい。人死にが出ない大団円、単純に楽しい読後感。
読了日:06月02日 著者:吉田 修一
カーサの猫村さん 旅の手帖 (CASA BOOKS)カーサの猫村さん 旅の手帖 (CASA BOOKS)
猫村さん視点があれば旅は数段楽しくなりそう。
読了日:06月02日 著者:ほしよりこ
あんぽん 孫正義伝あんぽん 孫正義伝
著者の思い入れがたっぷり詰まった評伝。孫正義氏とそのルーツを巡る旅をする中で、佐野氏の思考と志向を追体験できる。そして佐野氏同様、孫正義社長とソフトバンクの行く末と、ついでに我らが暮らし続ける日本から(良くも悪くも)目が離せなくなるのであった。
読了日:06月01日 著者:佐野 眞一

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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