父の容態

すべての作業を終え、泥おとしと称して叔父を招いての夕食の途中、父親が入院した先の看護婦さんから電話がかかってきた。どうやら田んぼの様子が気になったらしい父が看護婦さんを通じて電話をさせたらしい。
決して満足に話せない父(らしい)が、電話を受けた母となんとか会話できるまでになった。ちょいとした進歩ではないか。色々な意味で覚悟をしていただけに、この電話は朗報。
このほか、父の兄弟や親戚などにも父の容態を伝える。
父が倒れてからこちら、母は大変だったと思う。田植えが終わるまでは父の症状についてを方々に連絡する気にもならなかったようだ。まあ、命に別状がなかったし、もしかしたら従来同様にまで回復するかもしれないし、という淡い期待はすぐに潰えてしまってはいたが、なんとか我が家だけで日常を平穏に廻したかったのだろう。
個人的には、あう人ごとに「実は父が倒れちゃいまして」というアナウンスをしまくり。だって大変なんですもの。奥ゆかしく振る舞うなんてできなかったんですもの。
ともあれ、色々な意味で一安心した日曜日。