無人ヘリコプターが我が家の田んぼの上を舞った。

昨年度まで、父と母がふたりがかりで行っていた各種の田んぼの予防作業を、今年度、地元業者にお願いしてヘリコプターで行ってもらった。
いもち病・紋がれ病(だっけか?)防除が1回と、カメムシ防除1回、都合2回実施してもらうことになっており、本日は病害の防除薬だった(らしい)。
おそらくこうした百姓シゴトのほとんどを自らの手で行うつもりでいたに違いない父。自分ですべてやる気でいたに違いない父。眼前に突如現れたヘリ防除のスタッフを前に面食らっていた様子。
事前に説明をしていたつもりだったのだが、そこはわが父、失語症を患っているだけあって、どうやら伝わっていなかったらしい。
勝手なコトしてスマンね。父よ。でもしようがないんだよ。
因みに、齢93歳の祖母は、ヘリコプターが舞うところを見逃したと言って悔しがっている。足腰が弱っているので、すぐに玄関先に出て、我が家の田んぼを一望するというわけにいかなかったのだ。次回、業者さんが来るときには必ず祖母を呼ぶように重々言っておこうじゃないか。作業が終わるころには祖母も玄関先にたどり着いていることだろう。