太田光さん、中沢新一さんの

憲法9条を世界遺産に」を読了。

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

相変わらず読む行為そのものは楽しいのだが、読書によって身に付いてる(もしくは頭に入ってる)ことが異常に少ないということに気がついてきた。
確かに読書の量だけで言えば職場の中でもかなり上位に食い込むとは思うが、自分の頭からアウトプットされるものをみると、どうもその効果のほどはどうも怪しい。
悔しいけれど、毎日職場でパチンコの話題ばかりしている上司や同僚たちのほうが数段冷静で多面的なものの見方ができていたり、文章を書かせても(面白いかどうかは別として)論理的な(ように私には感じられてしまう)ものを生み出してくれる。しかもたいして悩む様子もなく。
こちとら、日がな一日考えを巡らせてあーでもこーでもないとうなりつつ、髪の毛が抜け落ちる思いで書いてるって言うのに。
これが、能力の差なのであろうか。
というわけで、この本を読み終えたのだが、どうせたいして理解もできていないのだ。残念だが。