ものすごい煙霧

ホタル狩りに出かけた昨日に引き続き、本日もひどい煙霧。晴れてさえいれば職場から北の方角に必ずくっきり見える地元のシンボルみたいな山のかっこいい稜線が見えない。曇っているのではなく、霞んで見えないのだ。かつてないほどの濃い煙霧におおわれた一日。
煙霧で日光が遮られるかと言うとそんなことはなく、気温は朝からじわじわと上昇。風はそよとも吹かず、湿度もグイグイと上がっていく。わが職場、もともとタダでさえ快適とは言いがたい。もともと物理的にも風水的にも人間関係的にも風通しがよろしくない。そんな職場の不快指数はどんどん上がり、触るものみなしっとりとお肌に密着してくる。仕事にならぬ。
私の隣では、昨日体調不良でお休みなさった女性の先輩が、未だかつて見たこともないほど露骨に不機嫌なふうでかろうじて仕事をなさっておられた。いや正しくは仕事はともかく、椅子に座ってジッと不快を堪えていらしたとしておこう。
職場から定時に帰宅し、洗濯物を取り込んだのだが、洗濯物もなんだか湿っぽい。湿度が高かった上に風が吹かなかったようだ。風を通そうと窓を開けた。ぶら下げてある風鈴がかろうじてチリと鳴ったが、それっきり。