「1001話をつくった男」を読了

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一 一〇〇一話をつくった人

一月ほど前に読み終えた「あのころの未来」あのころの未来―星新一の預言 (新潮文庫)に触発されて、すぐさまアマゾンで衝動買いした一冊をようやく読み終えた。ショートショートの神様の伝記は決して短くは無い。
星新一作品がいったい何冊あって、そのうちいくつの作品を読んだだろうか。我が家の本棚の本の一角を占めている星新一作品は、新潮文庫版を中心に35冊あった。
初めて自分自身の小遣いを出して買った記念すべき本が「未来イソップ」未来いそっぷ (新潮文庫)だった。当時中学生。学習机の本棚に、初めて自分自身で入手した本を並べ、依頼、県庁所在地の大きな本屋に立ち寄るたびに、星新一の著作ばかりを買い続けた。星比率は限り無く100%に近かったはずだ。
途中、筒井康隆作品「笑うな」笑うな (新潮文庫)「農協月へ行く」農協月へ行く (1979年) (角川文庫)が加わったりもしたが、それでも相変わらず星新一作品を完全コンプリートするべく買い続けたものだ。新書を買えるほどの小遣いは無かったし。
星新一から始まった読書遍歴は、おかげさまで今まで延々と続いている。文章は相変わらず上手にならない。