稲作現地研修会

毎年7月の1〜2週目の日曜日、農協が主催して近所の農家を集めた稲作現地研修会なるものが行われる。
稲作兼業農家2年生の私はもちろん出席。
幼穂(稲穂のもと)形成期とか、出穂(稲穂が出る)前18日と13日を目安に穂肥を撒きなさいなどといったことを、実際に植わっている稲の葉っぱの色などを現地で見つつ、実際に茎を切って幼穂原基のサイズを測って見つつ、いろいろと教わる。「いろいろ」の部分は多岐にわたりすぎていてここには書ききれない。その前に、「いろいろ」が多すぎて覚えきれなかったのだ。
失語症を患っているとはいえ、たいていの農作業はわがままで勝手放題の父がどんどんやってしまうため、私が思うようにはならない。かといって、父が思うようにやると、何かしらの抜かりが生じてしまう。話し合いで解決がつくくらいならばいいが、お話しにならないから困ったものである。