集落の新年宴会

本来は世帯主であるところの父が出席するのが通例であるが、一昨年倒れて以来私が事実上の世帯運営者として出席。4月からの集落役員の改選と兼ねているため、欠席するとご近所づきあい的にも具合が悪い。
今年は集落自治会の会計が回ってきた。文字通り持ち回りであるためだ。
こうした役員の選び方に異論もあると思う。適任者がやるべきだ。いや、ずっと同じ人がやっていると問題(いわゆる不正)が起きる可能性がある。一部の構成員にかかる負担が大きすぎる。などなど。
その都度適任者が現れて引き受けてくれ、数年おきに、「じゃ、私が」なんてうまくいってくれればよいのだろうけれど、学校のクラス会のように人間がまるっと代わることもまれだし、人によっては一生涯この集落ですごし、振る舞っていかなくてはならないのだ。やすやすとリセットできるものでもない。いきおい、こうした人選(と役員の引き受け)も慎重になるってもんだ。
てなことを考えながら会場入りしたのだが、遅刻してしまったためその選考課程を知らぬまま引き受けざるを得なくなっていた。