小作料のお届け

街場に転居なさったお隣さんから田んぼを預かって10数年、今年も年貢の納め時がやってきた。
預かってる面積は86アールあまり、対する小作料は全部で6俵。さてこの小作料が妥当かどうかは我が家の中でも折り合いがつかないところである。我が家付近の小作料平均は、ほ場整備してある田んぼで10アールあたり12000円程度、未整備の田んぼだと8000円程度だったように記憶している。お隣の田んぼは未整備田である。単純に10アール8000円で計算すると68800円。お隣さんには1俵あたり11500円程度で支払っている計算になる。実際に我が家付近のおコメを直接販売するときには玄米1俵16000円程度いただいているので、この単価で計算すれば96000円程度、4割増しくらいで支払っていることになる。
母親は毎年「払いすぎ」だとご立腹なのである。私としてはこれで恩に着てくれて、我が家と我が家付近のことを応援してくださる広告宣伝費だと思えばいいと思っているのだが、母に言わせりゃ「人が良すぎるんかバカなんかわからん」