散髪屋にて

オーナーとの戯れ言。(文字通りの意味で)ジリジリと頭数が減少しているという理容業界。私自身も散髪の回数自体は平均以上だろうけれど、切り落とす髪の毛の絶対量は毎度毎度ほんのわずかである。少子高齢化、昨今のデフレによる現金支出の絞り込み、すっかり市民権を得ているヒゲ坊主増殖の影響などからか、徐々にしかし着実に彼ら理容師が手がける頭数の絶対数微減傾向が続いているという。
そんな中で、一緒に訪問リハビリマッサージのチラシを見ながら理容所の出張サービスについて検討してみた。理容所は保健所の管轄となっているらしく、基本的には店舗を構えていなくては許認可されないことになっているらしい。介護施設などでの利用サービスは例外なのだという。恒常的な出張サービスは例外中の例外になるらしい。「まあ保健所に日参する覚悟がありゃできるんじゃね?」ということでおちついた。地域一番店で先駆者利益をとらなきゃ意味ないよね、とオーナー。
おそらく潜在需要はあるんじゃ無いかと思うが、こと私は利用しないだろうな。散髪屋のあの椅子が気持ちイイから月イチで通っていると言っても過言ではないのだ。あの椅子が我が家までくるならば考えてもいい。私は利用しないだろうけれどもぜひ出張サービスの実現を祈る。